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ロンドンオリンピック予選

ロンドンオリンピックへの日本の女子ボクサーたちの戦いが終わりました。

ライトフライ級の和田さん。高校生なのに初戦に勝てたのはすごい。それも、世界ランキング10位の相手だったとか。2戦目は世界ランキング2位相手に負け。今後が楽しみな選手です^^

フライ級の箕輪さん。初戦は圧勝だったけど、二戦目で負け。相手は、ピン級で最強と言われていた人だとか。日本で一番選手層の厚いフライ級で、「新本さんが代表になるだろう」という予想をくつがえして勝ち、アジア大会で銅メダルをとって、世界選手権の代表になった。ある意味、一番可能性があると思っていたから残念。

バンタム級の藤野さん。初戦で負け。詳しい試合内容がわからないけど、まだ若いので、次を目指して頑張ってほしい。

フェザー級の好川さん。二戦目で負け。相手は世界ランキング3位だとか。彼女の試合も、詳しい試合内容の情報がないなあ。オリンピック階級ではないだけに、もう少し上にいけるチャンスがあるかと期待していたけど、残念。

ライト級の釘宮さん。二戦目で負け。小学生からボクシングをはじめて、いまや国内敵なし。でも、ミドル級ほどではないにしても、選手層はかなり薄い。フライ級くらい切磋琢磨するライバルがいれば、もっと強くなっているのではないかなあと思う。

ミドル級の山崎さん。初戦に勝てたのは、正直言って「すごい」と思います。ものすごく頑張ったんだなと思いました。もちろんオリンピックを目指すアスリートなのですから、頑張るのは当然なのですが、それでも、彼女の周りには、いつもマスコミがいましたから、平常心を保つのは、本当に大変だったと思います。

彼女は、他の階級の代表のように、高校生や大学生年代からボクシングに取り組んでいたのではなく、ドラマで女子ボクサー役をやったのがきっかけです(それ以前からボクシングジムには通っていたみたいですが)。あのドラマでのボクシングの動きは「趣味でちょっとボクシングをやっています」というレベルだった。

ドラマの放送が、2008年6月とあるから、あれからたったの4年! たったの4年で世界選手権に出て一勝してしまったのだ! 

山崎さんの試合の様子は、テレビやyoutubeで見る機会も多かった。だから、彼女が、もともと運動能力が高いとか、ボクシングのセンスに恵まれた選手ではないのは、すごくよくわかりました(失礼な言い方かもしれないけれど、自分もそうなので…)。そして、だいぶえらそうかもしれないけれど、かつて自分がぶつかったのと、同じ壁にぶつかっているのが、動画を見ていて、手に取るようにわかりました(私のほうがうまいといいたいわけではありません。上達するのに必要なことではあるのですが、それができたから「強い」とか「うまい」わけではないのがボクシングの難しいところであり、おもしろいところです^^)。

「ガードが下がる癖が治らない」と何度も何度も、書かれたり言われたりしていましたが、「ガードを上げっぱなしにして攻撃する」ことがどれほど大変なことか。女子のプロでも言われているし、男子のプロの試合を見ていても、上げ切れていない選手はいくらでもいます。そして、その手が下がっていなければ負けていなかったのに…と思うこともしばしば。

とにかく、パンチを打とうと思った瞬間、腕は下がっているのです。パンチを打って戻したときには、もう下がっているのです。ずっと集中して意識していないとずっと上げておけない。「意識していない」=「腕が下がっている」となるくらい、上げるのは難しいのです。

そして「相手のパンチをもらいすぎる」点。私は長いこと、自分が攻撃するときに相手の動きが見えていませんでした。もちろん、パンチを当てようとしているのですから、相手の姿は見えていますが、『自分が攻撃することに神経の大部分を使ってしまって、相手がどう動いているのか見るための神経は残っていなかった』のです。見えていなければ、よけたり防御したりすることもできないし、イメージできないので、よけるなどの練習をすることもできませんでした。

私が見えるようになってきたのは、ここ1~2年のことです。見えるようになってきたから、ウエービングやスエーバックとかがちょっとは使えるようになってきたのです。見えるからこそ、相手のパンチをくぐったりすることもできるようになったのです(でも、見えるようになったらなったで、相手のパンチを見てしまって、自分の手数が減ってしまうわ、後手に回るわで、しばらく自分が下手になったように感じて凹んだのですが…)。

山崎さんが、今回の世界選手権で、見える領域にまでいけたのかどうかはわかりません。でも、見える領域にまで行ってほしいなあと思います。見えるようになると、リングの中で見える世界がガラッと変わるからです。それはもう、「目隠しをとった」かのような変化です。

初めから相手の動きが見える状態で、相手のパンチをよけることを意識する男性のボクサーと違って、女子は「相手が見えるようになる」までだけでも、相当時間を費やす選手が多いのです。

年齢的な制限のため、山崎さんのオリンピック挑戦は今回が最初で最後です(アマチュアは35歳になったら公式戦に出られません)。でも、まだ35歳まで2年近くあるはず。せっかくここまで頑張ってきたのですから、可能ならば、あと2年。頑張ってほしいなあって思います。


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